2016年3月 職場復帰

社会人1年目での休職。職場復帰を果たすも、がんに罹患したことで仕事観に大きな変化

繁忙期に入院するも、職場の仲間は快く対応してくれた

2016年3月に職場復帰をしました。休職期間は2ヶ月程度だったと思います。個人的にはこの時期に休んでしまったことを心苦しく感じていました。

というのも、11月から年明け2月までは私が所属する部署の繁忙期。ただでさえ社員が少ないのに1年で一番忙しい時に人手が欠けるのが申し訳なくて。しかも入社1年目でこの時期のために色々教わってきたのに、その自分がいない。職場の同僚や上司に対しては本当にごめんなさいという気持ちしかなかったです。

がんになったことも最初は直属の上司と上長にだけ伝えました。二人とも、気にせず早く治してきな、行ってきな、みたいな感じで変に同情することなく送り出してくれて良かったです。

職場の先輩方には、「ちょっと休むんですけど絶対に戻ってきます」と病名を告げずに休職することだけ伝えました。がんどころか病気とすら言っていなかったので、言った後で「仕事面で何か悩みでもあったのかな?」と違う方向に心配させる可能性があることに気がつきました。それで、仲の良い人たちからじわじわと、実は…といった形で打ち明けて行くことに。大きな職場ではなかったので最終的にほぼ全員の人が知っているような状況になっていましたね。

休むことが決まりましたが、まだ入社1年目で入院期間分の有給がなく、休職扱いとなりました。休職手続きは、名前を書いたりハンコを押すだけで済み、色々と手配してくださった会社の方々には今でも感謝でいっぱいです。

久々の出勤に緊張するも、職場の仲間は暖かく迎えてくれた

復帰直後からフルタイムで働き始めました。職場に戻るのが気まずいなという気持ちはなかったです。おそらく休職中も職場の人とやりとりしていたからでしょう。そうはいっても久々の出勤は緊張しました。まるで初出勤のような気持ちで会社に行くと、皆さん暖かく迎えてくれたので嬉しかったです。仕事も無理のない範囲でさせてもらえて、ありがたいやら申し訳ないやら、という感じでした。

復帰からしばらく経った入社3年目あたりから転職を考えるようになりました。一番の理由は他の仕事への好奇心です。今の仕事とは違う、できれば好きなことを仕事にしてみたいと思うようになりました。

実際のところ、理由はそれだけではありません。ふと「今の仕事をずっと続けられるかな?」って考えたら、その時の仕事は違うなと違和感を持ち始めたことも、転職を考えた理由として大きかったと思います。

がん罹患をきっかけに仕事への考えが変化。転職活動を始める

もともと働いていた会社は職場環境がとても良かったんです。新卒で就職活動をしていたとき、ハローワークの職員さんから条件がいいからと薦められた会社で、求人を確認するとたしかに好待遇。私としては希望する業界もありましたが、人気の業界でもあってなかなか最終面接まで進むことができなかったんです。薦められた会社を受けたところ、無事内定をいただくことができたので、そのまま入社しました。

入社してみるととても良い会社だったので、がん罹患前に転職を考えることは全くなく、スキルを身につけていつか希望の業界に転職するんだ!と次のキャリアを考えることもありませんでした。希望していた業界ではなかったけれど、せっかくご縁があった会社だし、とりあえずここで頑張っていこうって思っていましたね。それに実際に働いてみると大変だけど面白いなと感じる場面が多かったんです。

大学を卒業して初めての社会人生活、日々学ぶことの連続で本当に毎日新鮮で楽しかったです。職場の人も良い人ばかりでしたし、このままずっとこの会社で働いていく人生もいいなあと漠然と考えていました。

でもがんに罹患して考え方が少し変化した気がします。今までなら、このままでもいいかと思っていたことに対して、本当にこのままでいいのか?と自分に問いかける場面が増えていきました。転職も同じです。この職場で働き続けることが私にとって最良の選択なのかと考えた結果、今の私にとってはそうじゃないという答えに辿り着き、転職活動を始めるに至りました。
 

 

がんを経験された個人の方のお話をもとに構成しており、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。
新型コロナウイルスの影響によりテレビ会議を用いて取材を行ったため、写真は後日追加予定です。

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